温泉宿の発見
東京都知事からの自粛要請期間中でも出かけると宣言したとおり、お盆明けから3泊程度の近場の温泉宿に滞在した。この温泉宿は、住所は群馬県藤岡市にある八塩温泉の宿で、八塩館という老舗宿だ。妻が長年のアトピーに苦しんでいて、妻のアトピーに良いと思われた非硫黄系の温泉を探していて、ここを見つけた。群馬は温泉地が多いので、群馬のガイドブックに載りきらないような温泉地だ。この武漢ウイルス禍や売名命知事の禍のせいでこういう宿は大きな影響を受けているのはもちろんだと思うが、激戦の全国・群馬の温泉宿でこういう知る人ぞ知るのような宿は地道にお客さんを受けながら、長く経営を続けて来ているのだろうかと泊まっていて思った。
八塩館の温泉は泉質で言うと、ナトリウム・塩化物強冷鉱泉という温泉で、要は塩分の強いお湯らしい。私のメリットとしては、私は夏は汗もがひどいので、この温泉に入れば殺菌されて汗もが引いてくれるかと期待していた。妻や同行した姉に言わせると、肌がつやつやになるようだとのことで、妻のアトピーの皮膚のダメージには明確な変化はないが、何しろ大変な状態だったので、仕方ないかもそれない。じっくり湯治できればいいだろうと思わせた。私の汗もはだいぶよくなった気がした(東京に帰ればまた悪化するとは思うけど)。
食事は朝夕、色とりどりのお肉や、野菜、魚を混ぜ合わせたバランスのよいメニューで家族にとても好評だった。コロナ禍の中で温泉も食事もゆったり取れたことは客の立場からはとても恵まれた宿泊だった。
同行した母と姉は埼玉県蕨市に住んでいるので、ここから温泉宿までは高崎線を使えばほぼ一本一時間程度。こんなところにこんな温泉宿もあるのだ。八塩館を始め、各地に散らばる温泉宿は日本の宝だ。
そういうわけで今回の旅は大成功。近くの観光資源も、清流の神流川、富岡まで行けば富岡製糸場、甘楽町のこんにゃくパークなど結構豊富で楽しめた。
お勧めということで八塩館のWebサイトを紹介しておきます。 ⇒ 八塩温泉 八塩館
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