明日7月4日は東京都議会選挙

明日は7月4日。アメリカは独立記念日。我が家では長男の誕生日。日本では、首都東京の都議会議員選挙です。長男の誕生日はそれなりに大切ですが、個人的には、都議会議員選挙が、とても関心があります。本当だと、大統領が民主党に変わった最初の年の独立記念日がどう祝われるのか、そもそもジョージ・ワシントンの像とかが粗末にされてきた社会で独立記念日がどう受け止められるのか、が気になるところですが、やっぱり日本です。

都議選は前回が小池百合子旋風が続いているときで、都民ファーストが常識を超えた形で議席を取りまくり。政治の素人が圧勝して議席を取る光景にぞっとした記憶があります。もともと都議選は選挙民も議会の動向の影響を感じていないのか、感情が先走ってランドスライドが起きやすい歴史があるので、前例がないことではなかったようです。議会の動向で自分たちの生活に影響がないと感じている、と書きましたが、これは実際はそんなことはなくて、小池百合子の暴走を議会が止められなくて、小池百合子知事のもとでの都政はボロボロになったのです。石原さんが立て直した都の貯金(財政調整基金)を食いつぶして、就任後のピーク時には1兆円近くあった貯金が、現在は、20億円程度に減るという衝撃の事実となっているのです。武漢ウイルス対策で多く使われたというのもありますが、築地市場の豊洲移転の無意味な延期の影響もあったと思います。

今回は、小池百合子が、すでに国政復帰の画策をしているということで都民ファーストを支援しないこともあって(実際は都民ファーストの議員が仕事をしていないように見えないから?)都民ファーストのボロ負けが予想されています。自民党が失った議席を取り戻すということなのですが、都民ファーストよりはマシということかと思います。自民党は国政でも腐っていると言われていますが(個人的には、よい議員も多いと思っていて、マダラの印象)、地方の自民党はもっと酷いと前回都議選以降、思っていました。好ましいシナリオとしては、都議会を自民が占める→小池百合子の思いのままにならず国政復帰の動きを促進→議会中心で都政が進む→都政がよい方向に転換、というところでしょうか。

一方で、個人的に応援しているのが、現在、豊島区議会議員でテレビ改革党代表のくつざわ亮治区議が推す4名の候補者です。くつざわ区議は、米大統領選のときに、私がとても情報源として頼っていた篠原常一郎さんが彼のYOUTUBEの動画で紹介したり、ツイッターでツイートしているのがきっかけで知りました。くつざわさんは篠原さんの拉致被害者救出の署名活動などに協力している縁でつながっているようです。実は、最近の私が一番最初に見る動画はくつざわさんのもので、福島県出身の色がよく出ている素朴でまっすぐで飾らないキャラクタから発せられる情報は結構ニッチで、解説は面白いのです。調べてみるとくつざわさんは2019年、NHKから国民を守る会(N党)で区議選に出て区議になったようで、N党が空中分解をして方向性を見失ったため、正当な後継政党としてテレビ改革党を立ち上げたと思われます。今回の候補者4名(足立区、葛飾区、江東区、武蔵野市)は公募で出馬した方たちでしょうか、皆さん新人さんのようです。くつざわさんもまだ新人に近い人なので、くつざわ党首のリードで成長して皆で政治に新風を吹き込んでほしいものです。

そのくつざわさん自身は、来年の参議院議員選挙に出る予定とのことで、区議から国政に思い切った鞍替えをするようです。弱小政党なので、国会で立ち回るのは難しい課題でしょうけど、くつざわさんが暴れるのを見たいなぁー。篠原さんの応援とかももらって、よい結果になることを願っています。

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