安藤裕候補と小会話ーくにもりをもり上げるには
6月2日、木曜日夕方、会社帰りに渋谷ハチ公前で行われた、新党くにもりの安藤裕候補の街宣に行った。ハチ公前のどこで街宣するのか興味があったが、JRハチ公口改札をすぐ出た道路側だった。改札出て、あの大きな横断歩道を渡る人の流れで、あまり聴衆が取り囲めないような場所だった。街宣車があるから道路際なのだろうか。街宣活動の場所選定はむずかしそうだ。
参政党の街宣が盛り上がっているので、くにもりもそれなりに、と期待したのだが、高潔な水島チャンネルさくらの社長はやっぱり資金難がたたってか、広報活動に苦労しているのでしょう。衆知ができていないように見えた。通り掛かりの人の目と耳を捕まえられたら、という戦略なのかもしれない。でも、渋谷に遊びに来る人は無理かなー。
生の安藤候補は初めて見られた。10年間、代議士務めた方だから、演説はさすがと言うしかない。でも、わざわざ聴きに来ているような聴衆は10人以下と見えた。自民党時代というよりは京都の小選挙区では国会議員の実績も積みあげて来ていたので、聴衆がこんな規模ということはなかっただろうと思う。国の行く末を案じて、くにもりと言う地味ーな新党に身を投じた安藤候補は立派だと思う一方、心中は如何ばかりなのだろうと同情を禁じえなかった。安藤候補は、最初の演説が終わると、聴衆のほうに歩いて来られ、聴衆が少ないものだから、最初に声をかけた人に続いて私の所にも近づいて来られた。まさか、チャンネルさくらの闘論番組でよく見ていた代議士先生と直接お話しできることになろうとは。先生とはマトモな政策論議などができるはずはなく、お疲れ様です、としか言えなかったのだが。
街宣は安藤候補以外は、水島社長、全国比例区から出馬の三輪和雄候補が登場したり、安藤候補が再度お話ししたりで19時で終了した。
安藤候補は東京選挙区から出られることになっている。知名度ばかりあって当選が確実視されている蓮舫とか、組織票の公明党現職、岸田内閣の高支持率を背景にした自民党の現職などが有力視されていて、6人区といえどもここを勝ち抜くのは弱小政党からではかなり困難だ。東京よりも安藤候補出身の神奈川から出馬したらいいのではと、くにもり事務局に進言(メール)しても、東京から出ます、という何の回答にもなっていない回答をされて、くにもりのバックオフィスは人材難なのか、と心配をしている。
投票日は7月10日が噂されているので、アピール活動はまだ1ヶ月以上ある。橋下上海電力問題も地上波で取り上げられて来ているということで、日本維新の会の勢いが弱まる可能性もあったり、参政党の勢いがますます強まれば、別勢力のくにもりに関心も波及するかもしれない。期待したいのは、チャンネルさくらでの新保守政党を集めた討論会が行われるとのこと、それから、文化人放送局でも、くにもりと参政党から2人づつ呼んでアピール合戦させるというイベントがあると聞いた。両党とも目指す方向に違いはないと思うが、方法論はかなり違うので、それが明確になることは良いことだ。くにもりの方が愚直なやりかたをしていて、その分、地に足が着いている気はするが、これまでの限界を突破できるか、と思う人は多いだろう。すでに裾野が広がってきている参政党よりは、名前の浸透に苦労しているくにもりには有難い機会なのではないだろうか。
今も私は自民党員なので、似非保守政党の自民党について。自民党の中では頑張っている日本の尊厳と国益を護る会のメンバーも改選に臨んでいる。青山さん、山田宏さん、小野田紀美さん、山谷えり子さん、他一杯いる。選挙で議員が散らばっているせいなのか護る会の活動が最近見えて来ず、その間、岸田政権からおかしな政策構想が明るみに出てきて、非常に心配だ。現時点で、政府の策謀を阻止できる人たちは彼ら以外にいないと思えるのだが、それにも関わらず、今回、選挙は自民に入れられない。非常なジレンマだ。青山さんの言動がウクライナ以来おかしいし、護る会も大きな歩幅では成果を出せていないので、今回は新たな保守野党勢力の出現を望む(でも護る会の国士たちには全員当選したしてもらいたいとは思っている)。
まず私は草の根で出来ることとして、安藤さんを支援する。それは、地元でのチラシ配布。チラシはくにもりから各候補者それぞれを買え、一枚2円とのこと。チラシを買うことでも支援になるのなら一石二鳥。安藤さんのものを2000枚配る。参政党も月1000円で党員になろうかなー。参政党って、それまで一般の市民だったのに、街宣で演説して、さらに候補者になるという人がいて、能力開発もしている。生活者感覚を持った政治家が増えるというのは日本を強くする。皆参加の理念の政党なのだが、貢献の仕方はいろいろでよいだろう。自分はこんなブログでの広報活動をしつつ参政党も応援しよう。
具体的行動としては安藤さんの支援活動をするとして、今回の参院選の大きな目標は、とにかく、自民党の議席をかなりの程度減らすこと、同じく既存野党の議席数を減らすこと、特に蓮舫や辻本など不良議員を国会から閉め出すこと、そこで確保した議席を新保守政党に取ってもらうこと。これしかない。そうした場合に、とるべき戦略は、岸田自民党の消費税増税計画を高齢者層に知らせて、自民党支持をやめさせること、ミドルエイジ層を選挙に出向かわせて新党に投票してもらうことだ。くにもりと参政党に歩調を合わせながら、貢献する道を探ることを誓う。
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