日本はユダヤ人のように生き延びる道を
岸田総理が昨日、内閣改造を行った。政調会長を高市さんと同じ清和会系の萩生田さんに。一見、穏健な交代に見せているが、高市さんの勢力をそぐことと、高市さんと萩生田さんの分断を大きくするという行為と、山口敬之さんは仰っている。幹事長も、外務大臣も、財務大臣も、官房長官も、親中派でない、全うな実力者に変えて欲しいと思っていたポストは全部留任。この新内閣で何か国益になることがなされれるとは到底思えない。岸田は、何をしようと思っているのだろう?
こういう組閣をして、期待するのは、国益を考える勢力からの倒閣運動、内閣の親中路線を良く思わないアメリカからの外圧、ぐらいしかないのだが、青山さんから何のコメントも聞こえてこないし、アメリカの民主党政権は、日本に構っている余裕はないかもしれない。これ簡単に許してしまうようでは、さすがにもうダメではないだろうか。
安部さん暗殺は、中国が糸を引いているものと思われる。日本の国家の衰退路線まっしぐらは、アメリカのディープステートが戦後に種をまき、中国がそれを利用して様々な目に見えない侵略を行って、日本を蝕んだということと結論づけよう。今の政権では、これを止めるどころか加速させる構図しか見えない。
ということで、私は、日本の取るべき道は、古代、出エジプト記のように、ユダヤ人が迫害され、土地を追われ、世界に離散しながら民族を守り、最後は国家を立てなおしたように、優秀な日本人が、皇室を護りながら、住む場所を選ばず、生き延びること優先することだと思うようになってきた。私のように人生の4分の3程度を生きてきた人間にはもうその時間も力もないので、この役割を担うのは若い人たちしかいない。せいぜい40代以前の世代だろうか。彼らに求められるものは何だろう。
- 日本を出てビジネスの場で力を発揮して、ポジションを得てゆくための英語力と論理的思考とリーダーシップ
- 日本の言語・歴史・文化などエッセンシャルな知識・思想を身につけていること
- 皇室を最優先で護るという姿勢
- 他の日本人の仲間と協調できる利他の姿勢
- 子孫を残せるだけの健康的な肉体とそれを維持するための食の感覚
急がば回れの国語教育再建に書いたように、日本人が必要な言語は、もう日本語であるべきと思っていたのだが、日本を日本語を護るためには当面が実践的な英語力が必要ということになった。私は、外国で生活する程度の英語力はあるが、若い世代、特に私の子供たちにはビジネスで活かせる英語を身につけさせようと思う。
そして日本を生き延びさせるという意味では、皇室をお護りするということが第一義にあってこれができなければ日本でなくなるのだが、その下に重要なことが何かを考えなければいけない。上記は、このプロジェクトを達成するためにまず絶対に必要な人材の資質という面で書いたが、彼らをして、このプロジェクトで何をしなければいけないかをすべて計画化しなければならない。これは想像を絶する遠大な仕事であるが、もう2・3年で練り上げて準備しなければいけないのではないか。
私は、このブログで素案の少しでも書いておければいいのだが、優秀な人たちの計画から見ればスカスカになるのは目に見えているので、とりあえず思いつきで考えた私の趣味から来る希望をひとつあげたい。それは、日本の生んだすべての音楽の保存である。私のすぐ身の周りについて言えば、河合奈保子さんのあらゆる音楽ソースがもちろんな話で、それから広げるのが当然の話として、今も人気のある昭和歌謡のあらゆる音楽ソースなどが入ってくる。昭和歌謡だけのアーカイブ(保存)だけでも凄いものだが、今は、幸いなことにデジタル化して、大きな記憶メディアも安価で入手できる。これはあくまで個人の思い付きで考えたことなので、こんなメディアに音楽ファイルや映像ファイルを入れて、個人単位で保管・維持するよう発想になているが、実際には、どこかの隠しデータセンターで維持みたいな話になるのだろう。
何かファンタジーじみて来てしまったが、私は、これがファンタジーで終わることを心から願っている。