武田先生の新視点でパンデミック対応を振り返る

昨日2023年3月25日、参政党の地元地区の活動として飯田橋での街宣のお手伝いに。この日は、参政党の教育理念のメンター、武田邦彦先生が、東京城西地区の各所で来たる統一地方選での立候補予定者の応援演説をされたのでした。80歳になられて、まだ、これだけのハードワークをされる武田先生のパワーの源は、やはり頭を目一杯(ほんの一部なのかも知れませんが)使うことと、その結果、体に良い工夫をされているからではないでしょうか。お手伝いには、警備とか、誘導とか、いろいろあって、私はいちばんベーシックなチラシ配りを。飯田橋の街宣場所は、真新しいサクラテラスという、大きなビルの低階層に作ったショッピングモールの大きな広場の一角でした。広くてかなり散らばって配布できる場所でということもあり、演説の場所からは私は離れていたので、ほとんど先生の演説は聴けませんでした。でも、先生の演説は遠くから聞こえる声だけで、いまだに力強いと思われました。この日、4本目だと言うのに、そんな事を感じさせない。今日の演説はどなたかが動画用に撮影されていたので、後で見たいと思います。私もチラッと画面に出るかも。

武田先生は精力的にYouTubeで動画も配信されているのですが、たまたま同じ日の昨日見た動画(武田邦彦の心)は、いかにも先生らしいユニークな考察の産物と言える日本人論の表明でした。10分程度の短い動画の中で武田先生らしく、特に原稿も用意せずに、カジュアルに思いを語ったのですが、ポイントは、日本人は、同調圧力とか、集団で動くとか、自分で決めないとか、考えることをしない民族と思われているところがあるが、実は逆で、日本人は考え、自分を作って行く民族なのだ、ということです。日本の2000年以上の長い歴史の中で、日本人は一貫してその特性を保持しているのか、とかそういうところまではコメントされていないのですが、現代日本人がこれに当てはまらないというニュアンスではないように聞こえました。そして日本人でない欧米人や中国などの民族はその逆であると。なので、日本人以外は宗教という何らかの教えが必要なのだという理由付けをされています。

日本人が武田先生の大胆な逆転の発想どおりとした場合に、このパンデミックでの日本人の行動を解釈することは面白いかもしれません。以下、箇条書きで、最初は日本人が考えて取った行動。()内はこの行動によるネガティブな結果。

  • 緊急事態宣言時の外出自粛⇒感染リスクを極限まで避けた。インドアでの楽しみを追求した。自粛方針に反して行動して近所に悪い印象を持たれることを避けた。(家庭内感染が増えた。日光に当たらないので免疫力が起きた。アウトプットしないのでストレスが溜まって免疫力が落ちた。公共の憩いの場ともいえる飲食店やホテル・旅館などの多くを失った。)
  • マスクをしっかりする⇒自分が感染しないようにした。他人様に感染させないようにした。方針に従うことで良い印象を持たれるようにした。マスクをすると自分がカワイく映るのでした方が良い。冬場はマスクは暖かい。花粉症対策でもともとしているからする。冬場はこれまでもしていたのでする。飛沫が飛ばないのはお互い清潔で気持ちよい。(実際には感染には関係ないのでバカげた行為をしている。マスクを使い続けるのは汚れたパンツを口にしているようなもので実際は不潔。他人の心理が読みづらいー特に子供。肌が荒れる―特に女性。)
  • ワクチンを好んで接種⇒長期的に政府を信用しないことは自分にメリットがない。他人様と調和しないことはトータルで自分にメリットがない。いずれにしても薬なしではよい人生は送れない。インフルエンザワクチンも毎年打つのだからこのワクチンも打たないのは行動に一貫性がなくなって嫌だ。大勢の意見に従うのがストレスが少なく健康にもよい。(命と健康を危険にさらしているー現在進行形。税金を無駄にしたーどちらにしても政府が買ってしまったのでどうしようもなかったが・・。逆に感染・発症を増大させた。盲目的な国民性で世界に恥をさらした。)

こうやって独断で思いつきではありますが、改めて整理してみると、日本人は、大局的に集団・組織の中で調和することが最も利益があると判断しているのかもしれません。欧米のようにデモで意志を示しても、状況を変えるのが難しいことを見ていて、そういうところにエネルギーを使わないのかも。外からの攻撃が少なかったこの2000年超の歴史の中ではそういうメンタリティが一番有効だったのか?複雑すぎて結論は出ませんが、現在起きている外からの、目に見えずらい侵略に対して、日本国民の幸福追求本能がどう目覚めて、どういう行動を取ることが正しいのかと考えるのか。対応が遅れていると私は危惧していますが、対応が遅れて失うものが多く出ても、その時々で諦めずベストの行動をとり、最後は勝つと思いたいですね。考えてみれば、何でも、無傷で勝つということは稀なことなのですから。

武田先生の視点にはいつも励まされます。参政党と寄り添っていてくださる先生には感謝しかありません。

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