きょうは安部総理の一周忌
本日7月8日は昨年のこの日に安部総理が凶弾に倒れて亡くなってから1年という一周忌にあたります。日本はパンドラの箱が開いたがごとくに書いた通りこの1年は日本という表向き安定していた国家、社会が音をたてて崩れてゆく様をあるときは自分なりに懸命に闘い、あるときは呆然とやり過ごすしかない形で、見送って来た日々でした。この間の悪政の影響が出てくるのはこれからかも知れません。非常に心配です。
安部さんの一周忌ということで増上寺で一周忌法要が行われ、一般人のために献花台が設けられました。安部さんが襲われた大和西大寺駅前にも献花台は置かれたということです。安部さん暗殺事件の記念碑の設置は、本来ならば当たり前のように事件のあった駅前に作られていいはずなのに、左翼奈良市長の一存で設置は見送られ、結局、自民党県連の有志たちにより5Km離れた霊園に慰霊碑がつい最近作られました。この記念碑設置の件、山上被告の裁判実施のプロセス、暗殺事件に関する県警や警視庁の情報公開の仕方、など安部さん暗殺にまつわる政治家、警視庁、司法、マスメディアなどの動きは不可解極まりないものがあります。
これらの中で中心にいる安部さん暗殺の真相ー山上が本当に犯人?については、ネットで精力的に発信されている高田純札幌医科大学医療人育成センター教養教育研究部門名誉教授や、コンサルティング会社経営の中田健二さん、そして、ジャーナリストの山口敬之さんらの発信・解説を見れば山上が単独犯である可能性が全くないということが分かっています。山上の手製の銃による発砲は2発とも空砲、実際に安部さんの心臓めがけて狙撃したのは別の人間で、近くのビルや駐車場からと言われています。それなのに、こういう説はメディアは一切とりあげず、国会議員で疑義を示しているのはごく少数というありさま。奈良県警や警視庁はまともに国民に事件で分かっていることを説明しません。
この事件ほど、現代の(世界に目を向ければ最も似たような事件がJFKであって、これの真相もまだ藪の中で安部さん暗殺事件とはつながっていると考えれば現代とは言えませんが)大きな闇の存在を明確に知らせてくれるものはないでしょうに、メディアが伝えないので国民の大多数は安部さん暗殺の真実を知らないのです。
岸田の対米従属ぶりを見るにつけ、安部さんは同じ立場ながら、できる限り日本を護る努力をしていたのだと分かります。最大限の国益を護るために、何かを犠牲にしたのです。その何かは普通に考えても日本にとて非常に重要で国益を棄損するものでもあってもトレードオフだったのでしょう。文化人放送局の番組で昨日から今日にかけてとても良かった番組が2つあります。いつも見ている番組ですが、ザ・Q&A(7/7)と【安倍晋三 追悼SP】羅針盤なき我が国の政治が怖い…安倍氏の想いと真逆へ進む岸田政権と劣化する日本。7.8事件現場へ自民上層部の圧力?です。前者の番組でMCの山岡鉄秀さんが上記の趣旨のことを仰っていました。後者の番組は、山口さん、島田洋一福井県立大学名誉教授、矢野将史夕刊フジ政治部長の皆さんが安部総理にまつわる良きエピソードを披歴してくれて、涙腺が緩んでしまいました。
これからが特に安部さんの魂が日本中を飛び回りご加護を施してくれることを期待してやみません。