総選挙近し、国民は怒りを!
衆議院解散からの衆議院議員選挙は、予想されていたものの紆余曲折を経ましたが、近々での実施が必死となっているようです。情報量と分析力で他者を圧倒するジャーナリスト、山口敬之さんが、メルマガ、ニコ生やYoutubeのご自身のチャンネル、文化人放送局のWeekendLiveやインテリジェンスアイ、さらに、直近の松田学さんのYoutubetoニコ生の松田学政策研究所チャンネルに呼ばれて熱く政局を述べられていました。
特番「山口敬之さん登場!解散はあるのか!?内閣改造でどうなる秋の政局」松田学× ジャーナリスト山口敬之氏
手短に論点を言えば、この内閣は、派閥の長に貸しを作り来年の総裁選で支援をしてもらおうとする自分のことしか考えず、国益や国民を蔑ろにした産物で、その面々は、普通なら大臣や党幹部にはなれなかった脛に傷を持つ議員が多く入った在庫一掃のメンバーになっている、とのことで、そうだから、近々の総選挙の後の再組閣を睨んでいるもの、ということです。
近いうちの総選挙で自民党は議席を確保できるのかという問題については、議席を大きく失っても強い野党がいないので政権を取られることはなく、公明党、さらに国民民主を政権に取り込めば、さほど衆議院の力関係でロスはないと山口さんは読んでいます。
私の思うところは、参政党の視点で考えれば、早く国会での議席を増やしたいので、総選挙の実施は歓迎、ですが、果たして、岸田の思惑どおりに行ったときに日本のその後の数年はどうなるだろうかという点が考えどころなります。岸田の対米隷属路線は国益棄損が甚だしいので、これを真っ先に止めなければなりません。岸田が政権を維持する限りは、これを止められないので、岸田おろしが実現してほしい。今回の派閥の長に恩を売ったことで派閥の長が岸田を支持し続けるとなると岸田おろしは実現しないでしょう。そもそも派閥の長も岸田に迎合するような連中なら、自民党に期待できることは完全にゼロになります(まだ麻生さんとかには一縷の希望があったのですが)。そうなると、政権に入るのか、閣外協力するかもしれない国民民主の国益を考えた行動に期待するしかなくなります。しかしながら、玉木さんも芯が弱いので、これも期待できないように思います。
そうなると総選挙で自民、公明、国民民主(国民民主の選挙前の公約を深読みする必要があります)を勝たせないことが必至になりますね。松田さんの番組で山口さんが言われたことで私が初めて聞いた重要な見解がありました。岸田は選挙前に日本のウクライナ支援を宣言して国民に信を問うということです。国民の多くはまだウクライナ可哀そうという意識に染まっているとは思うので、岸田の魂胆はスルーされて、結果として信任してしまう可能性が非常に怖いです。しかし、さすがに国民の生活レベル低下を放っておいてウクライナに数十兆円もの血税を注ぎ込むという政策には、国民がちゃんと聞けば、違和感を感じるでしょう。国民がちゃんと聞けばという条件がついてしまうのが辛いところです。そのため、参政党やその他野党はこの点を国民にアピールして、絶対に信任を与えてはいけないのです。
百田直樹・有本香連合に対して、以前と違って、今は私は全然、信をおいていませんが、彼らが日本保守党を結党しました。今度の選挙にも参戦して来そうです。有本さんって、政界においでと青山繁晴さんから呼ばれた時も絶対にありえないなどと言っていた人が、百田さんに誘われるとあっさりと応じてしまう人で、この人は百田さんの寄生虫かと思えて、本当に信用おけません。また、この二人はウクライナに関しては、真実に目を向けずに、親ウクライナ路線をずっと貫いています。こういうところが、二人の新党に懐疑的にならざるを得ないところなのですが、結党した以上は、しっかり頑張ってもらって、この機に路線変更してもらいたいと切に願います。参政党とぶつからずに、現与党連合を粉砕するには、これが実現しないと希望がありません。どちらにも絆が強い山口さんには維新の坂本竜馬的(真実は怪しいですが)な協力工作に動いて欲しいなどと思ったりしますが、あまりにも負担の大きな役割なので山口さんに強いることはできません。なので淡い期待に留めておきましょう。
私は個人的には定期雇用から解放されることになるので、総選挙に全力で立ち向かいたいと思っています。