SILENT MAJORITYが姿を現した日
去る9月27日の安部元総理の国葬儀と同日に国葬儀会場の日本武道館近くに設けられた献花台への献花に予想を遥かに超える人々が来てくれました。これはSILENT MAJORITYが姿を現したということだと思います。朝10時~夕4時までということで、7月の増上寺の葬儀に合わせて設けられた増上寺の一般向け記帳・献花台や永田町の自由民主党本部に設置の記帳・献花台も凄い訪問者数だったので、1日で、この時間枠だけで訪問客を捌けるのだろうか、と当たり前のように思ったものですが、朝8時半ごろに現地に着いて見ると、その時点で凄い人の数。私の目論みは、10時早々にお花を手向けて、11時には、勤務地に到着しようというもの。この人数だと1時間以上は献花台までの到達にかかるので、半休覚悟となりました。でも、その後の報道を見ると、私は遥かにスムーズに献花を済ますことができたのでした。あまりの列の長さに当局が気を利かしてくれて9時半に開始時刻を早めてくれたので、10時には献花台に到達。安倍総理にお別れすることができました。何か、後続の訪問客があまりに多いので、かなりお別れも急かされた感じになってしまいました。でも、他の献花者と同じに心は伝わったと思います。
私が並んだ列の人々はまだ列数も2,3で、前後を入れて、観察できるような人は10人もいなかったですが、本当に淡々と列をなして、進むがままに進んで、落ち着いた風情でした。後ろの2人の男の子たちは学生のようだったし、前は年配夫婦だったり、20代の女性とそのお母さんの二人組とか、まさしく老若男女。話はしなかったものの、何か共通のものを持った仲間と一緒に献花した気分でした。一方、時間とともに列が長くなっていったようで、私が会社に出社して午後になったときには、最寄駅が麹町になり、そのうち、四谷になりで凄いなーと思っていたのですが、あとで知ったところでは、列は四谷から折り返していたとのこと。Twitterでは、この列の距離は7Kmということで、列の横の人数とこの距離と時間帯の掛け算で10万人超と計算した人もいました。手荷物検査でのカウントで3万人弱とされたものが公式の献花者のようですが、どう見てもそれ以上はいそうで、手荷物検査のカウントから漏れるシチューションがあるのではないかと思えます。
いずれにしても、この献花者の数の多さは目を見張るものでした。7月にいちど献花もした私の今回の献花への参加の一番の動機は、国葬反対を叫ぶ勢力が国葬儀会場の周りで反対の騒ぎを起こすと予告されていたので、献花者の多さで奴らを圧倒してやろうと思ったことでした。こんな気持ちで集まる人々は絶対多いと思ったのでした。結果は、左翼勢力というか反対といって騒ぐように雇われた連中は見る影もなかったと思います。献花者を少なく見積もっても、5万人対500人。2桁違ったのです。私は、今回、長い時間を待っても(足が悪いお年寄り夫婦で4時間以上かけて最後まで列に並んで献花台に到達した人もいたと聞いています)、献花をした人々はまさしく良き心の真の日本人で、心からの敬意を払いたいと思います。日本は、こういう人々が本気を出せば復活します。