食から日本滅亡が一番怖い

前回の伊藤貫さんは参政党推しで伊藤貫さん出演の動画を何本も紹介しました。それぞれは独立しているので、同じ内容をどこでもお話されているのですが、伊藤さんは、早ければ来年にも日本は滅亡する、と仰っています。以前のチャンネル桜の『真剣な雑談』では2030年ということだったので、可能性がかなり早まってしまったことになります。これは、ロシア・ウクライナ戦争が起きて、日本の岸田内閣が対応を誤り、その後も何の手当もしてきていないから、今後起きることに対して為す術を持たなくなったということが原因です。ネオコン勢力がロシアに圧力をかけることを止めずに、ロシアが戦術核を使用させられると、ロシア対NATOで前面戦争になり、アメリカはNATO側で戦争に参加、この混乱に乗じて、中国が台湾や日本に軍事的侵略をしかける、というシナリオです。ネオコンが日本人の善良な心からすると考えられないことをするのは歴史から見れば明らかで、ロシアに対してなおも圧力をかけ続ける可能性はゼロとはいえないということですね。

このシナリオに一番ブレーキをかける可能性があるのは、現時点は、アメリカの中間選挙で、下院を共和党が押さえたことで、ネオコンが操るバイデンの動きを逆回転させることかと思います。バイデンが取った政策には、自前エネルギーのシェールオイルの掘削の縮小や、国境の壁の建設中止・国境開放による移民問題の悪化や、息子のハンター・バイデンの不正取引の隠蔽、選挙不正などいろいろあって逆回転させるのにどれだけの努力と時間がかかるのかわからず、ウクライナ戦争の支援を中止させるのがどの時点で起きるのか分かりませんが、共和党に期待するしかないところです。日本は相変わらず、他国頼みです。

日本滅亡という言葉ですが、最近では、この言葉を口にするのは、伊藤さんだけではありません。食糧の安全保障の観点で危機を訴える東京大学大学院農学生命科学研究科 教授の鈴木宣弘さんもそのひとりです。鈴木教授は、日本の農業政策に警鐘を鳴らし続けている方で、松田政策研究所チャンネルでゲストに呼ばれたり、三橋貴明さんの三橋TVでゲストに呼ばれたりしていて、三橋さんに関しては、三橋さんの農業分野の知見のブレーンとなっているぐらいです。また私のような参政党の党員向けに毎日メールで送られる勉強のための音声動画で日本の農業政策のお話を連続して話されていて、あまり農業界の情報に触れることのない私たちには新鮮な知識を与えてくれます。別の言い方をすれば、鈴木さんが話をされる農業政策への警鐘は日本人が地獄に突き落とされる未来が見えるようで、聴いていて本当に恐く、これだけでも何とか政府に政策を変えさせなければならないと思わされます。そうなのです、鈴木さんは、今の政策を変えないと日本は飢餓に見舞わされ、滅亡するか外国の属国になると警告しているのです。日本が滅亡したり、どこかの国の属国になる道はいろいろな形があるでしょうが、食糧自給率の低い日本が食糧の輸入ができなくなり、自給の方向に舵を切っても種苗が自前で調達できなかったりして、国内で食糧が欠乏して、国民が飢えて死んで行く事態や、食糧供給を餌にして無理な要求で締め付けられて国力が衰退してゆくような長期に渡る苦渋はまさしく地獄の苦しみとなるでしょう。多くの国民がこの危機を知るべきです。日本滅亡などと地上波では決して言われることはないでしょうが、地上波テレビばかり見ていて、本当のことを知らないバカな日本人たちでさえ、食糧がなくなって多くの国民が飢える状況に陥る可能性があるとわかれば目が覚めると思うので、奇跡が起きて、地上波の多くがこの問題を取り上げて欲しいと思ってしまいます。

鈴木教授が現時点で一番国民に訴えたいことはこのひとつだと思います。日本に限らず世界でもおかしな農業政策はあり、各国の国民が被害を受けている中、賢明な国民は、共闘して自衛手段取っている。それは、国民が、値段の安さにつられず、安全な農産物を生産・供給してくれている農家・酪農家の製品を購入して支援してあげること、です。日本の場合、生協(CO・OP)がこういう活動をしていると言えると思いますが、今、進められようとしている政策でますます苦境に陥る農家・酪農家を支えるためにはもっとこのよな活動を拡大しなければいけないと思います。

私のような経済性優先の思考で動いたいた人間は反省点大きいです。今後は、私は、まずは生協の活動の研究をして、これをどう拡大させることができるか考えてみたいと思っています。

鈴木教授ですが、つい最近、新著を出されました。私もオーダーしたばかりで未読ですが、教授の警鐘を詳しく知りたい方は、是非読んで見てください。↓

世界で最初に飢えるのは日本

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