荒んだ世界、癒しの奈保子さん
16日、LGBT理解増進法(島田洋一福井大学名誉教授が表現するところのLGBT利権増進法)が13日の衆議院での本会議に続いて、参議院本会議で可決され、可決されてしまいました。民主主義の象徴である国会で、伝統的なプロセスを経ないで、なりふり構わず可決させたいから可決する、という醜悪な姿を心ある主権者の国民の前でさらした歴史的な日となりました。
保守政党が米国駐日大使に内政干渉され、支持率が自分の党の10分の1以下の連立政党に振り回され、クーデターを起こしたようなものです。世界的な狂った世の中は日本でも例外ではなく、こんな世の中で未来もある子供たちを育てながら生きていくことは、自力ではどうにもならないことから歯がゆいというしかなく、心が疲弊しそうです。
この法案の成立を誰よりも恐れて、懸命な努力をされていたジャーナリストの山口敬之さんは、16日の成立後、高頻度で配信してくれていたメルマガの配信がストップしていて、山口さんと言えども落胆しているに違いないと推測していたのですが、その翌日の今日17日土曜日、文化人放送局でのウイークエンドライブに出演されている山口さんは案の定、怒りで疲れ切っている様子でした。この最悪のニュース以外でも、今日のウイークエンドライブは、韓国との通貨スワップを再開するというニュースが取り上げられていました。日本は最近までこれに関しては微動だにしていないようだったのに、ここにまでバイデン政権の圧力が。山口さんはもちろん、けちょんけちょんに批判していましたが、LGBT法案成立プロセスを見せられてしまっては何の不思議もないのです。もう、日本の韓国対応もボロボロズタズタにされてしまいました。まともな政権に替わって立て直せるものなのか・・。
ここまで民主主義が総崩れになると神風が吹くのを待つしかなさそうですね。参政党だって自ら動けるものではないですし、、存在のアピールや体制を強化しながら、じっと時を待つしかないのです。
こんな状況の中で、疲弊しそうな心を、毎晩お風呂の最中、防水スピーカーから美しい歌声で癒してくれるのはやはり宇宙イチの歌姫、河合奈保子さんです。奈保子さんは、この6月1日でデビューから43周年を迎えました。そして、7月24日にはとうとう還暦となります。そんな奈保子さんに関して、最近、大阪のインディバンドのRoom3のリーダーとボーカルの2人が自分たちのYOUTUBEチャンネルで彼女の歌への感想を語った動画を何度か放送してくれていて、これがなかなかさすがプロの耳と思わされる内容で面白いです。
これまで、ハーフムーンセレナーデ、けんかをやめて、他の代表的なヒット何曲かのさわり、デビュー~Fly Me To Loveなどをフィーチャーしてコメントしてくれています。ぱっと見、初めて聴くとして聴きながら思いつく感想を言ってくれているのですが、実際には、リハーサル的に収録前に何度か聴いているのかもしれません。コメントが適切すぎて、一回聴いただけでそう思うならプロの耳はすごいものだなーと思わされるからです。主だったコメントはこのようなものです。
- 高音の突き抜け凄い
- 低音がしっかり歌える
- 音程が正確無比
- 声パワフル。聞こえてくる以外のあらゆる周波数が実際には発せられていて声が太いのでは?
- ハーフムーンセレナーデの「抱きしーめ」のイ行を高音で長く出すのは難しい。ビブラートさせるところとさせないところを意識して出している
- けんかをやめてでの弾き語りもアルペジオで伴奏していて脳の性能が凄い
- 天才!
彼女を評して、世界一の女性ボーカリスト、宇宙一上手いとかいうコメントをここまでネットでのコメントで見てはいるのですが、天才と評しているのは私ぐらいだったかと。上記コメントも意味は天才と同じと思うのですが、Room3さんが天才と言ってくれたのは嬉しいことでした。天才以外できないレコーディングやパフォーマンスを多く残してくれているのが奈保子さんです。そういう映像やレパートリー曲を残してくれたのは、案外、日本コロムビア(および芸映か?)の力量だったのかもしれません。