岸田政権間もなく終了ハウエヴァ―

11月9日(木)、読売新聞が「岸田首相、年内の衆院解散見送りを事実上表明…内閣支持率低迷で「経済の立て直しや課題に専心」」とのヘッドラインで、岸田が暖めていた衆議院解散~総選挙の計画を断念したとの報道がありました。私はこれをネットで見て、まずは信じることをしませんでした。何故なら、私の政局を見る際の全面的な道標となっている、ジャーナリスト山口敬之さんが、岸田はバイデンに約束させられたウクライナ支援を国民に問うために解散して総選挙をするしかない、と分析していたからでした。岸田は、解散しないと言っていて、やっぱり年内解散するのでは?と私は推測したのでした。参政党で次の総選挙の対策を考えなければならない立場としては、油断大敵です。それに総選挙で自民が壊滅的な議席減をして、岸田政権を終わらせたいという希望的観測もありました。私は当然、山口さんの次の発信を待ちます。山口さんが、この報道に対する発信を話が知る手段は現在4つ。①山口敬之メルマガ②ニコニコ生放送の山口敬之チャンネル③YOUTUBEの文化人放送局の『Weekend Live』④YOUTUBEの文化人放送局の『山口敬之インテリジェンスアイ』。そして、11月11日(土)の夜遅く、①メルマガの配信がありました。そのあと、②③④と全部で山口さんの分析を知ることができました。結論として、山口さんは、年内解散見送りを否定しませんでした。そうすると、岸田のバイデンへの約束はどうなる?が素人の私の自然の疑問となりました。

①は会員以外は非公開の原則なので、山口さんの分析を②ニコ生と同時の一部無料公開のYOUTUBE
動画でリンクしましょう。

第42回 11/12山口敬之チャンネル生放送】「完全に『詰んだ』岸田政権」

山口さんのキレ切れの分析と説明に敵うものはないので動画を拝見するのが一番ですが、ここでは要旨を箇条書きしてみます。

  • 岸田は減税政策で宏池会の仲間からハシゴを外されて先に進めなくなった
  • これは、岸田政権が、バイデンのネオコン政権→財務省/宏池会から見限られたということを意味する
  • 岸田政権はこのあと何の政策も打てなくなる
  • 解散は壊滅的な議席減を招くので強行できなくなった
  • 山口さんは明確には言っていないが、恐らく、岸田おろし~総裁選になる
  • 総裁候補として、ネオコンと深い繋がりがある上川外相が急浮上している。これはどういう意味か?

明治維新以降の史上最悪の首相と言われる岸田が首相でなくなるのは待望ですが、問題は次に収まるのが誰かとなります。山口さんの以前からの見立てでは、力学的な自然の成り行きだと茂木幹事長ということでした。でも、岸田の岩盤割れを起こした支持率は、岸田を支えた茂木では回復しないでしょう。ネオコンが画策した上川外相は?上川さんって、法相時代にオウム真理教の死刑囚たちを一気に処刑手続きをして、結構、保守層からは評価が高いところがあります。当時、青山繁晴さんは上川さんは総理候補のひとりになったなどとコメントしていた記憶があります。実際、私も一時、上川さんをTwitterでフォローしたのです(何と上川さんは私をフォローバックしてくれて驚いたものです。そして、私はフォローを外したのに、まだフォローしてくれているという・・)。山口さんは、上川さんの素性を良く知っていて、先の改造内閣発足により林芳正から外相を引き継いだときも警告を発していました。果たして、山口さんのコメントを見ない保守層は上川さんをどう見ているものか。

参政党側としては、総選挙にならない間は、政権の動きに対してどうすることもできません。岸田が下ろされるにしても、自民党内の新総裁選びを見ているしかありません。日本にとって、次の総裁・総理が誰になるかは、とても重要です。岸田が首相でなくなるのはベストの動き、でも、それに替わる首相が岸田なみにネオコンの言いなりになって日本を破壊する政策を取り続けるのでは、元にもどってしまうわけです。国民が岸田にノーを言って、岸田を継承する可能性の高い宏池会の議員の総裁候補にノーと言い、正しい政策に舵を切る自民の別の勢力の台頭を後押ししなければ当面、日本に光が戻ることはないでしょう。

岸田を見限って、替わりに(河野はもうダメなので)上川というカードを用意してきたネオコンの悪智恵恐るべし、です。日本国民は今度こそ危険察知して正しい行動を取らなければなりません。

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