区議会傍聴Ⅱ-今度は本会議

本日11月21日(火)、令和5年第4回杉並区議会定例会の本会議を傍聴してきました。日程を見ると、本会議の一般質問は本日が最終日と思われます。今日を選んだのは、参政党議員の横田政直さんが質問にたつこと、そして、幸運なことに、参政党ではなく無所属議員とは言え、区長選にも立候補したことのある信念の人、田中ゆうたろうさんも質問にたつ日で、運よく私の休みの日であり、行くしかない本議会だったのです。

他に質問にたつのは、公明党のおおつき議員、無所属で、前回も質問を拝聴できたアグレッシブな堀部やすし議員、ゆうたろう議員のあとが、立民の安田マリ議員、そのあと横田さんで、最後は、立民のてらだはるか議員でした。公明党はテーマが、保育園とはたらきかた改革、質問内容は、途中から聞いたこともあり、ほとんど頭に入っていません、堀部議員の質問は、テーマがハイレベルで、経緯・背景がわかっていないとなかなか理解できない内容と思いました。お昼休憩を挟んで、まずは田中ゆたろう議員の質問となりました。私はゆうたろう議員は、区長選で初めて知って、田中良にも岸本聡子にも入れたくないところ、その主張は全うで投票の受け口になってくれて以来、注目している区議なのでした。区長にも出ようとする志の高い方なので、ゆくゆくは、都知事でも目指してくれないかと思っている人です。

午後、昼ご飯を済まして議場に戻ってみると、結構、傍聴者が多くなっていることに気づきました。議場の傍聴席は59席なのですが、50席ぐらいは埋まっていました。そして、今回のテーマは、杉並区立郷土博物館で開催中の令和5年度特別展「大正天皇の后 貞明皇后展 むげに幼かりしほど 住みける里のことども 思い出でて」、岸本区政、座・高円寺、障碍者政策となっていました。X(エックス)でもゆうたろう議員は、郷土博物館の貞明皇后展を絶賛していましたが、ここでも、この件を改めて賞賛していました。この企画の担当部部署の部長にも言及しています。誉めるところは誉めるというのはさすがです。岸本聡子区長による暴走・迷走の区政は、区長の岸本に質問の嵐。しかしながら、岸本さんはほとんど自分で答えませんでした。これなんか見ると、各担当部署の部長やら担当部長やら区長の自由気ままな行動に対して区長を護る答弁をしています。本心で答弁できているのでしょうか?どこかのイベントでタイマーズというロックバンドのコスチュームを真似た格好をしたというのも、岸本暴走のひとつとしてあげられていましたが、苦肉の答弁をしていました。公務で行ったことなのか、プライベートで行ったことなのか定かではありませんが、どちらにしても、あまり区長という重責を真剣に担っているようには思えないし、お気楽な人と思えますね。部下たる区役所職員たち、主権者たる区民の人生、生活に利することをしようと考えているのでしょうか。各部長レベルの職員たちも個人の思いで行動できないとしたら、気の毒でもあり、人間らしい生き方をしていると言えませんね。ゆうたろう議員の質問ではいつも荒れるということが有名ですが、今日も、荒れました。後からみた小林ゆみ議員のツイートを見ると、傍聴席から拍手ややじが飛んでいたのを伝えていました。ツイートしたぐらいなので、これは初めてのことかもしれません。私はその中にいた(何だコリャ、と呆れて中にいただけーやじったりはもちろんしません)ので、そりゃ酷いものでした。警備員が都度来ては注意するのですが、何度もルール破るのでは注意してもやるでしょ。即刻追い出すべきと思うのですが、想定していなかったみたいですね。あれだけの人数(岸本シンパは肌感覚では20名ぐらい?9割は年配のおばさんたち)では力づくでも追い出せない。写真撮ってブラックリスト作るべきですね。ゆうたろう先生が終わってから、立民の安田マリさんが続きました。安田議員の質問はビックリ。岸本さん礼賛、区立杉並第一小学校の紹介番組のような内容でした。紹介の中でパラパラと緊急性のない質問。この議員さんは、先の区議選でトップ当選した、岸本チルドレンのひとりです。妙に声が心地よく通り、落ち着いてしゃべるので元アナウンサーと推測しましたが、当たりでした。アナウンサーという職種はやはり社会の底辺や基礎部分を見ることが多いので、左に行ってしまうことが多いのですね。杉並第一小学校というのが近代の歴史的な存在であることを知ったことは良かったことでした。

次が横田さんというところで15分ほどの休憩になってしまいました。この時点で、傍聴者が多く退席して、再開時にどれだけ戻るのだろうと心配しましたが、再開時に10名、そのあと少し増えて13名が傍聴でした。横田さん・参政党支持者も他に来てくれていたかもです。横田さんの質問は、区民の生活に直結するような王道を行くもので、①防犯カメラ②点字ブロック③公共施設の経費削減④モデルナによる「mRNAのひみつ」の小学校等への寄贈⑤校庭の芝生⑥学校関連不祥事。④に絡んでワクチン副反応問題を改めて強調されていました。答弁はいずれもあっさりしたもので、もうちょっと情報を付加したり、取り組みの努力のアピール、成果の報告などしてもいいのでは、と思わされます。何もしていないのか、上げ足とられたくないのか、とかいろいろ事情はあるのでしょう。GAKKEN制作の非売品、「mRNAのひみつ」は、ひとめ、小学生洗脳が疑われるもので、これは横田さん質問の核心部分でした。これに対する答弁は、「自分で読んだけど問題ない」。科学的エビデンスのない、全く主観を根拠に答弁するとは。ワクチン政策に関する国、自治体いのスタンスがそのまま踏襲されていますね。上からの大きな圧力ですね。子供を護るのが参政党の第一の理念ですから、横田さんには引きつづき闘っていただけると期待しています。

本会議は初めて見ましたが、議員によるまとまった質問を20分~30分ほどして、それぞれの担当から回答を連続して行うやりかたなのですね。議場の作り方からしてやりかた難しいようにも思いましたが、個々の質問→答弁→再質問→答弁→次の質問→の流れのほうがどう見てもよいと思うのですが。国会の質問のほうがマシですね。国会にしても、イギリスの国会のやりかたがもっとよいと言われているのですが。

ほぼ一日の傍聴で疲れましたが、次回はもう少し短めに見てみたいと思いました。

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