森永卓郎さんの語るJAL123便墜落事故

ジャーナリストの山口敬之さんはこの数年、命がけで報道をなさっていることは知られていますが、代議士の原口一博さんも命を狙われるような発信活動をされていて、さすが佐賀藩士の末裔です(違うか?)。原口さんに関しては、若い頃は政治家のホープと思っていたものの、その後、変節してしまった代表的な政治家と私は見なしていました。それが、コロナワクチン起因の悪性リンパ腫に罹患して闘病生活に入って以降、すっかり覚醒して驚いています。ただ、今の言動を観察していると、原口さんは昔から気骨のある、ぶれない政治家だったようなので、死と直面して変わったということはなさそうです。山口さんは、親友とも言えた安部晋三さんの死に直面しても死を恐れずにジャーナリスト活動をしていて、原口さんとは違う意味で勇気の塊のような人です。ひとつの見方として、伊藤詩織の件で、地獄を見てしまったので、もう恐れるものはないご心境なのでしょうか。個人的には山口さんは代替の効かない稀有なジャーナリストと思っているので、山口さんには天のご加護がありますようにと祈るばかりです。

ここに来て、また、死に直面して覚醒したと思われるような有名な人物がいらっしゃいます。肩書としては経済アナリストということでしょうか、かつては、年収300万円時代・・とかいう後ろ向き志向のベストセラーを出して名を売った人で、その後は、私の印象では、ぱっとしない経済評論家で、最近では、若手の論客、森永康平さんのお父さんとしてしか見ていなかった過去の人だったのですが、ここに来て、『ザイム真理教』(フォレスト出版)という新たなベストセラーを出し、今年3月、新著、『書いてはいけない――日本経済墜落の真相』(フォレスト出版)を出されています。『ザイム真理教』という本は、私は原口一博さんの動画でよく耳にすることで知ったのですが、その動画の中で、森永さんがステージの高いすい臓がんに罹患されていて、そういう死に直面した状況でこれまで書けなかったことを暴露していると聞いたのでした。

『ザイム真理教』は読んでみたいとは思うものの、財務省については、これまでも多くの日本経済を憂う有識者から批判を聞いているので今のところ、改めて読む予定はないですが、新しいほうの『書いてはいけない――日本経済墜落の真相』は非常に興味を持っています。森永さんが1984年の日航機123便の墜落事故の真相について発信されているのはYOUTUBEのメニューの中でサムネイルを何度か見かけていたので知っていたのですが、先日、意外なことに、経済評論家の三橋貴明さんが運営するYOUTUBEチャンネル『三橋TV』の配信として、【衝撃】日航機123便墜落の真実 なぜ日本は未だに対米従属のままなのか?という動画が公開されているのを見つけました。何で森永さんが語る日航機墜落事故の真相が経済の三橋TVに?とその組み合わせに興味を抱いて、1時間の動画ですが、見て(聴いて)しまいました。これは森永さんによる三橋TV主催の講演会を録画したもののようでした。聴き始めてみると、冒頭で森永さんが日航機墜落事故の話題を三橋TVで語る理由が理解できました。日航機墜落事故から日本経済の凋落が始まっていて、このふたつの事象は深く関わっているというのです。これを聴いて、私は早合点しました。日航機墜落事故は、アメリカ(ディープステート)が日本に見せしめとして起こした大災害だったのかー、ということです。この何年かの日米関係というか、日本での人災、天災続きの状況を見ればそう思ってしまうのは不思議ではないでしょう。また、そもそも前提知識として、この事故を引き起こした主体は、アメリカ側と考えていたからです。すなわち、アメリカが軍の一部を動かして、日航機に危害を加え、墜落させ、最後は証拠隠滅のために凄惨な後始末をした、というのもです。ただ、何故アメリカがそのようなことをしたかの理由は不明。ところが、森永さんの話を聴いてゆくと、これとは全然異なっていました。それは・・。

日航機の墜落の起因は、自衛隊機による誤射。当時、自衛隊は国民に否定的に捉えられていたため、この事件が露わになると、自衛隊の存在が危うくなる。そのために中曽根内閣は、この事件を隠蔽しようとした。そのために協力依頼をしたアメリカに重大な借りを作り、脅される材料を作ってしまい、以後、プラザ合意を始め、譲歩に譲歩を重ねる経済政策を取り続けて、日本の経済は弱体化した。

森永さんの主張をこのように解釈しました。このように、森永さんの主張は、この事故を演出した動機も解明されています。それでも、私が早合点した事故の真相と思われること、それから、森永さんの主張、どちらにしても、日本がアメリカのいいなりになっていることの説明としては成立する気がします。この森永説を知った後でも、私が以前から持っている、アメリカが主体でこの事故を起こした、という説は捨てきれません。

私の聞き取りでは、森永さんの講演会の内容を100%正しく理解できたかは現状、自信がありません。それに、森永さんや三橋TVの利益にもなるでしょうから、動画を見てみることをお勧めします。いずれにしても、日航機は偶然の事故で起きるにしては辻褄が合わないことだらけということが分かっています。これを引き起こした犯人はいて、それは、すなわち、国家レベルの存在は、人間の1名や数名に留まらず、何百名、何十万名をも平気で殺す恐ろしい存在だということです。日本人がこれを主体的に行ったという森永説は日本人古来の思想からすると信じられないほど逸脱してしまいます。そうでないことを願いますが、アメリカそしてディープステート主体の陰謀であるならば、敵はディープステート。世界の反グローバル勢力一丸で奴らを倒す日は近い、と希望を持てないことはありません。一方、森永説が本当だとしたら、対ディープステートではなく、自民党日本の自滅。頭の悪い政府、自民党では、修正することはできませんし、政権奪ったとしてもよほどうまく筋書を作らないと反転が難しい気がします。でも、まずは自民党をぶっ壊す!ですね。

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