須藤元気さんもガンバレ!
28日投開票の東京15区の衆議院議員補欠選挙、乱戦と言われていますが、最後の最後に参議院議員だった須藤元気さんが議員辞職して立候補して来ました。これは結構驚きました。
私の立場は、もちろん参政党から出馬の吉川りなさん応援、支援で、微力ながら選挙活動前から支援活動に参加して来ていますが、須藤さんが候補になると思いは複雑になります。参政党と須藤さんの政策の方向は大体一致するのと、吉川さんは知名度、地盤、組織票がないことから当選したら奇跡のレベル、須藤さんは元々格闘家、エンタテイナー?で知名度あり、議員経験あり、で無所属の大ハンデを乗り越えれば当選できる可能性のある人です。乱立と形容される他の候補者を眺めるにつけ、立民の極左、維新、小池の代理者になった人格の疑われる人物、辞職した元同区の議員などと比べると須藤さんの当選が現実的な第一の選択となるのです。
吉川さんは当選の目が奇跡的と書きましたが、参政党の目標は公には供託金が返ってくる投票数見込みの20000の票ということなので須藤さんが当選、吉川さんが30000票以上の得票数達成という結果なら悪くないと思えます。しかし、党員の本音はやっぱり奇跡の当選ということです。奇跡でも起こらないと国が持たないという意識が党員の意識の中にあるのです。
昨日の4月21日(日)、私は午後から江東区に行き、吉川りなさんの街頭演説の聴衆をしました。北砂のショッピングモールのARIO前、それから、亀戸駅前です。りなさんの演説は、1年前は3人のお子さんを育てる主婦だったとは思えない堂々たるものです。人の学習する能力は凄いというか、りなさんの素材がどれだけ優秀かと思います。ちょうど亀戸駅前には須藤元気さんの街宣カーも来ていて、鉢合わせした17時開始の参政党の街宣に遠慮しつつ、その直前の10分間に須藤さんが演説をするのを聴くことができました。話の内容は10分という制約の中でしたので、須藤さんの政策の中心である経済についてでしたが、ごもっともな内容でした。その前の冒頭で、無所属での活動がどんなに大変か、無所属で今回の選挙で当選することが利権や規制まみれの日本の選挙制度に風穴を開けて日本の政治を変えることができると力説もされていました。少し前に、安藤裕さんのYOUTUBEチャンネル『なんでも言いたい放題』で今回の15区補選は須藤元気さんの一択としつつ、この選挙や政治を変えるということがとても重要と言っていました。須藤さん一択という安藤さんの意見には賛同できないところはありますが、この部分、ふたりに賛同します。そもそも選挙制度の規制に挑戦するという意味では参政党も同じで、同じ方向を向いています。
私の思い付きというか推測でしかありませんが、須藤さんは参政党の政治資金パーティにも参加したことがあるし、神谷さんと仲がよいのは確かで、参政党への入党もあると思っていました。ただ、立民の比例で国会議員になって、立民を離党しても議員を続けていた手前、参政党への入党はしたかったとしてもできなかったのではないかと思います。今回、参議院議員を辞職して、この補選で当選すればしがらみはなくなるので、その時に参政党への入党はあるかもです。また、もし吉川りなさんが補選で出るという話がなかったら、須藤さんから神谷さんにしかければ参政党から出馬もあったりした、とも考えられなくはありません。お互い、しっかりした理念がある立場なので、このあたりはそんなに安易なものではないとは思いますが。
直近で出てきている選挙情勢を見ても、イデオロギーに縛られた立民左派の候補者や、実態を知って所属しているもかどうか分からない維新の候補者がリードしているような状況です。ひっくり返すには、まじめに自分で考える有権者が増えて投票して投票率を押し上げる必要がありますが、昨日の亀戸とか見ていてもしっかり止まって聴いてでもくれる人は少なくて心もとないものがあります。でも諦めずに頑張りましょう。参政党とともにある吉川りなさん第一はもちろんですが、須藤さんの健闘も祈ります。