素晴らしきアスリートたちに感謝

まずは東京オリンピックが無事に閉会しました。テロとかなくて良かったー。

とにかく日本の世界の頑張ってきたアスリートたちが成果を発揮する機会が失われなかったのが最大の成果。いろいろ批判されるべき運営上の方針や、段取りや、設定があったものの、それを上回る(と思われる)よかったところがあり、参加したアスリートたちに評価され、感謝してもらったことが次の成果。それから、日本の伝統精神を維持している世代の日本人アスリートたち、一方で、日本の昔からの弱い点を引き継がない清新なメンタリティを持った若き日本人アスリートたちがともに力を発揮して(100%ではないものの)、日本に58個ものメダルをもたらしてくれたことが、3つ目の成果。

日本にとって本当に厳しい現在の状況で、多くの点で日本らしさを発揮してくれる日本人アスリートたちを見ると、彼らの活躍をステップにして日本再生を、とか、彼らの世代に期待などと言いたくなるが、オリンピックやスポーツは別ものとして、その中での彼らの健闘を讃えて、活躍できたことを喜びたいと思います。

良い成績を残した日本人アスリートたちを見ていて思ったことは、成果を出す選手たちは、最低レベルの技量が高いレベルで、プレーが安定していること。印象深いのは、女子ソフトボールの、我妻悠香捕手。最後の一塁側ファールグラウンドに軽く浮いて飛んだフライを軽い動きでキャッチしました。あの軽快な動作は男子の野球を見ている目には妙に印象に残りました。緊張した場面だと思いますが、冷静だなーと思ったしだいです。

逆に残念を超えて悔やむしかないこととして、無観客にしたことと同じ、または、それ以上なのが、開会式や閉会式で、天皇陛下や秋篠宮皇嗣殿下を、バッハIOC会長や、菅総理、小池BBA(ババア)と同じエリアに参列させて、同列のように扱ったこと。皇室の扱いの伝統を破壊するやり方で違和感で目を疑うしかないことでした。起きてしまったことは取返しがつかないので、これを1事故として今後再発しないように方針や段取りの再確認をしてほしいと切に思います。

総合的に今回のオリンピックは経済的には損な役回りの開催になってしまいましたが、世界に少しの希望を灯すことができた大会になりました。日本でしかこの世界状況の中では開催できなかったという評価もあります。オリンピック開催は今後も難しいイベントであることが予想されますが、今回、新しく構築した施設もあり、また、近く開催することは技術的には難しくないかもしれません。日本が経済的にも、安全保障的にも復活し、強化し、再度開催する自信を持てる未来にしたいと願い、何らかの貢献をしたいと思います。

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