選挙行かずして国滅ぶ

2022年も5月に入りゴールデンウイーク真っただ中。羽田空港は賑わっているということで、少し明るい状況になっていることは良いことです。でも、明るいままでいるため、そして、もっと明るくするためには今行わなければいけないことが一杯あります。そのうちのひとつが、7月10日と予想されているのであと2か月後となる参議院議員選挙での賢い選択です。

日本一のジャーナリスト、山口敬之さんは現在、橋下徹の大阪市長時代の売国奴的政策の取材に力を入れていて忙しい中、国政の重要事項についても発信してくれています(ちなみに橋下徹取材も恐ろしい事態なのでここも見てください→【山口敬之 Q&Aコーナー(2)】徹底取材中!橋下徹元市長の説明責任/なぜ上海電力は大阪市のメガーソーラー事業に人知れず参入できたのか)。岸田政権にまつわる自民党の動きです。【山口敬之 Q&A(4)】どうなる参院選? このまま岸田首相は勝ってしまうのか?今回の参議院議員選挙が終わるとその後3年間は国政選挙がなくなるので、今回、自民党が勝利を収めると岸田はやりたい放題ができて、その中に、消費税増税があるということです。安部総理は消費税を10%にした際に向こう10年間の増税はない、と明言したのに、政権が変わるとそんな約束は無効にされてしまう方向に進みます。山口さんは、岸田おろしの動きは自民党内で強いものの、岸田総理を支持する派閥の議員数は多く、岸田おろしの実現はかなり厳しいと言われています。岸田政権を支える派閥の議員たちは岸田の増税計画を知っているのか?増税を実現させていいと思っているのか?知ってのことなら国益を考えない議員資格のない連中、知らないとしたら大バカどもでやはり議員資格のない連中ということです。自民党は依然として腐っています。青山さんたちの力だけではどうにもならない状況なのでしょう。

増税阻止(本来なら減税、もっと言えば、消費税廃止の動きでなければいけないのに)、中国属国政策阻止をするためには、この参院選では自民党を勝たせてはいけないことになりました。そうすると、誰に勝たせるかというほとんど解答のない問題に直面するのですが、私の期待は参政党新党くにもり、そして幸福実現党です。

ゴールデンウイーク前半の4月30日(土)に新宿小田急前で行われた、保守新党の参政党の街頭演説が聴衆1000人を集めたということでネットで話題になっていました。昨年の衆院選で高市さんが東京21区から自民党推薦で出ていた小田原さんの応援演説を立川で行ったときも大勢の聴衆が囲んでいましたが、あれはいったい何人いたのか。初めて国政に売って出る新党としていちばん国民の期待を集めているように思えます。昨年の衆院選で同じく初めて国政に候補者をたてた新党くにもりの街宣は、ちょっと毛色が違うものの武蔵野市の外国人住民投票条例の反対集会で聴いたのですが、サポーターはまだ限定的な印象でした。そして新党ではありませんが、幸福実現党もこの参院選ではYOUTUBE、ニコニコで知名度をあげた及川幸久さんを前面に押し立てて特に気合が入っているように見えます。今回、上記3党で自民党の現職議席を食って、自民党の選挙を敗戦にもっていくしかないようです。

参政党の目玉は、元衆議院議員の松田学さんと科学者の武田邦彦さん。これに知名度で少し落ちるものの愛国者としてならした赤尾敏さんの姪っ子さんの赤尾由美さんと若手地方議員出身の神谷宗幣さんが脇を固めています。街宣を聴くと、神谷さんが若者を選挙に引っ張り込もうという伝道師のような役割をもっていて、選挙に変化をもたらす可能性を持ったキーパーソンと思え、バランスを考えた布陣と言えます。当初は、私の嫌いな渡瀬裕哉とKAZUYAが名を連ねていたため支持しずらいと思っていたのですがいつのまにか消えてくれていて、参政党は自浄力があると思いました。上記4名はいずれも比例全国区からの参戦のようです。

新党くにもりはチャンネル桜の水島社長が創設した政党で、チャンネル桜の番組に参画した面々で構成しています。党首は、北海道出身で札幌市長選にも出たことのある本間奈々さんが結党以来、務めていましたが、つい先日、前衆議院議員の安藤裕さんの入党に伴って、安藤さんと共同代表の形になっています。その安藤裕さんが共同代表で国政に戻るべく東京都選挙区から出馬となります。安藤さんは衆議院議員を3期務めているだけあって、演説が安定していて、党首にふさわしいと思えます。安藤さんの参画は大きい。本間さんは、水島社長との長年の盟友、三輪和男さんとともに全国比例区での参戦となります。

幸福実現党は、かなり以前から国政、地方議会に立候補者を出していますが、やはり宗教団体がマイナスイメージを持つためか国政では良い結果を出せていません。私も幸福実現党の公約はほぼ賛同できるものと思いつつ、投票してよいかどうかが分からないでいました。しかし、YOUTUBEでの及川幸久さんのTHE WISDOM CHANNEL、それから幸福実現党チャンネルでの釈党首の発信などを聴くにつけ、今の自民党よりは遥かによいと思えます。及川さんは今年になって全国津々浦々で街宣を行っています。私は東京練馬区での街宣を見に行きました。メインの趣旨は、親中議員を国会から追い出せ、の一言です。また、YOUTUBEでの他所の街宣の動画を見ると、若者冷遇政策の打破も大きな公約と思われます。全く賛成なのです。釈党首の論点もいつもしっくり来るし、本当にこの党が活躍して幸福実現をしてもらいたいと思わせてくれます。この党は及川さんというカリスマを得て、突き抜ける可能性はあると思います。

やはり現代の民主主義の最大の問題は、

  • 国士が議員になろうとしないこと→立派な議員になりそうな候補者がいないこと
  • 立派な議員になりそうと思った議員が悪い方に変貌すること
  • 有権者が投票に行かないこと(良い候補者がいないことも根本問題。でも入れたい候補者がいなくても行くべし)
  • 民意を反映するような投票制度になっていないこと
  • 結果として、主権者の最大幸福が実現されないで、一部の利権集団に恩恵が流れること

なのです。選挙に行かずに悪い政権を存続させることが国家を滅亡に導くということを全有権者には知ってほしい。参政党の神谷さんや武田先生、幸福実現党の及川さんと言った発信能力の高い方たちに若者にアピールしてもらって、投票率上昇→与党野党の悪質議員落選・自民党敗戦にもっていくしかありません。ただ、テクニカルには大きな問題があります。比例区でも選挙区でも彼ら保守政党がぶつかりあえば、彼ら皆に入れたくても、入れられるのは一票です。保守同志での票の食い合いをどう回避するか。弱小政党ならなおさら無駄のない集票の必要があります。何とかこの部分の問題を解決して、各党で結果を残してほしいです。

このサイトをフォローする

選挙行かずして国滅ぶ” に対して2件のコメントがあります。

  1. Very good article. I certainly appreciate this website. Keep writing!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

致知の英語版があればいい